中山間地域直接支払制度

集落協定の概要をお知らせします 

制度の概要

農業・農村は食料を供給するだけでなく、農業生産活動などを通じ国土の保全、水資源のかん養、良好な景観の形成などの多面的機能をもっています。しかし、中山間地域は、傾斜地が多いなどの農業生産条件が不利であることから、高齢化や担い手の減少が進むことにより、耕作放棄地が増加し様々な機能の低下が懸念されます。

このため農業が継続して行われ、多面的機能を確保するよう集落内で協定を結び、農地を維持していくため共同取組活動などを行う農業者に対して、交付金を直接支払うのがこの制度であり、第1期~第4期(平成12年度~令和元年度)対策の20年間を終え、令和2年度から第5期対策が始まっています。

美深町では、平成12年度に対象農用地の調査を行い、平成13年度から集落協定が結ばれ実施しています。
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対象農用地の概要

本制度の対象となる農用地は、急傾斜農用地と急傾斜農用地と連担している緩傾斜農用地で、次の要件となっています。
地目 急傾斜農用地 緩傾斜農用地 田 1/20以上 1/100~1/20 畑・牧草
採草放牧地 15度以上 8~15度
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集落協定の概要

 対象農用地のある吉野地区と恩根内地区の2集落で協定が結ばれ、農業生産活動としての取組みのほか、多面的機能を増進する活動などの取組みが実施され、令和4年度の交付金総額は5,546千円となっています。
集落名 参加人員 対象面積 交付金額 交付金の使途内容 恩根内(牧場) 34人 106.4ヘクタール 4,708,202円 肥料散布、農道の草刈、花壇整備資材など 吉野 11人 4.0ヘクタール 837,543円 水路農道等の草刈、花壇整備資材、
共同利用機械購入、融雪剤共同散布、
廃プラ処理、協定農用地管理者交付金、
役員報酬など 計 45人 110.4ヘクタール 5,545,745円
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お問い合せ・担当窓口

農務課 農業グループ 農政係

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最終更新日: 2023/08/08

情報発信元: 農務課 農業グループ 農政係


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