平成29年度美深町各会計予算

▼平成29年度各会計予算の概要と編成の方針について ▼平成29年度美深町当初予算の概要

平成29年度各会計予算の概要と編成の方針について

 日本経済は、内閣府が11月に発表した月例経済報告では、「景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とされており、回復に向かうことが期待されているが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に引き続き留意する必要がある。
 政府は平成28年6月に「経済財政運営と改革の基本方針2016」を閣議決定し、その中で「当面の財政運営と平成29年度予算編成に向けた基本的考え方」を示しており、集中改革期間2年目の取組として「経済・財政再生計画、経済・財政再生アクション・プログラム、改革工程表に測って、経済・財政一体改革を面的に拡大するとともに、国と地方を通じたボトムアップの改革を加速する」としている。
 地方の一般財源総額については、概算要求では平成28年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとしているが、引き続き巨額の財源不足が生じることから項目の一部は事項要求とされており、地方財政への影響も懸念される。
 道財政においても、「新たな行財政改革の取組み」に基づき徹底した見直しに取り組んでいるが、改善は図られているものの今後も収支不足が見込まれることから、引き続き行財政改革に取り組むこととされている。市町村への影響も懸念されることから、情報の収集と連携がより一層必要となっている。
 本町の財政状況は、自主財源の根幹となる町税については、予算ベース及び決算見込みにおいて前年度を上回る見込みであるが、交付税は臨時財政対策債を含めた実質的な総額で前年度よりも減額している状況にある。
 来年度以降は、歳入では、町税については減少が予想されるとともに、総務省の概算要求において、地方交付税4.4%の減が見込まれている他、財政状況から見ても交付金事業等は厳しい状況が予想され、財源の確保は益々厳しくなるものと予想される。
 歳出では、少子高齢化社会の進展による社会保障費の増加や他会計への繰出金の増に歯止めがかからず、引き続き厳しい財政運営になることが予想される。
 平成29年度は、「第5次美深町総合計画 ~みんなで築く 輝くまち 美深~」の後期計画2年目に当たり、着実な達成に向けた中・長期的な財政運営を見据え、歳出節減の徹底はもちろん、一般財源や起債に頼ることなく特定財源の確保に最大限努めるとともに、予算編成に当たっては、予算編成基本方針に基づきながら、平成28年度美深町行政評価報告書、決算審査、議会・住民からの提言を踏まえて職員共通の認識に立ち、重点的かつ効率的な予算となるよう各部署において十分に議論を尽くして当たられたい。
 
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平成29年度美深町当初予算の概要

※下記の書類を、PC版にて公開しております。

  • 各会計別予算総括表 (PDF:76.9KB)
  • 一般会計歳入歳出予算 (PDF:130KB)
  • 一般会計各節集計表 (PDF:123KB)
  • 引き上げ分の地方消費税交付金(社会保障財源化分)充当状況 (PDF:86.9KB)
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最終更新日: 2017/05/24

情報発信元: 総務課 総務グループ 財政係

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