医療機関へのかかり方
医師の働き方改革について
これまでの医療は医師の長時間労働によって支えられてきました。診療時間外や休日にも業務を行う医師が常態化され、1ヶ月の時間外労働が80時間、年間換算して960時間を超えると過労死ラインであるとされています。今後、医療の高度化、少子化に伴う医師の担い手の減少が進み、医師個人に対する負担がさらに増加することが予想されることから医師の働き方が見直されています。
医師が健康に働き続けることのできる環境をつくることが、医師本人もとより、私たちにも、より質と安全が確保された医療を受けることがでます。
医師が健康に働き続けることのできる環境をつくることが、医師本人もとより、私たちにも、より質と安全が確保された医療を受けることがでます。
医療機関への受診について
医師の働き方改革にともない、私たちも医療機関へのかかり方を見直してみましょう。
(1)診療時間内に受診しましょう。
医師の働き方改革の一環として、外来診療の受付時間を短縮する取組も始まっています。日頃から医療機関の診療時間を意識し、平日の診療時間内にかかるようにしましょう。
上手に医療機関にかかるために
●日常的な病気は身近な診療所や病床数200床未満の中小病院を受診しましょう。
緊急な医療を必要としない軽度の病気やケガであれば、身近な診療所や病床数200未満の中小病院にかかりましょう。比較的大きな病院よりも近くにあって、待ち時間も少なく、特別料金もかかりません。
●時間外受診は控えて、診療時間内に受診する。
休日や夜間に受診すると追加の費用がかかります。また、日中とは診療体制も異なり、検査なども十分にできないことがあります。
緊急ではない方の受け入れにより、本当に緊急な治療が必要な方の受け入れができなくなることもありますので、やむを得ない場合を除き、時間外受診は控えましょう。
●かかりつけ医をもつ。
自分のかかりつけ医をもちましょう。できれば、診療所や病床数200床未満の中小病院でかかりつけ医をみつけておくとよいです。体調の変化で気になることを気軽に相談できますし、新たな病気にかかったときも、体質や病歴などに照らして診療してもらえます。万が一他の大きな病院での治療が必要な場合にも、かかりつけ医の紹介状持っていけば特別料金なしで受診することができます。
緊急な医療を必要としない軽度の病気やケガであれば、身近な診療所や病床数200未満の中小病院にかかりましょう。比較的大きな病院よりも近くにあって、待ち時間も少なく、特別料金もかかりません。
●時間外受診は控えて、診療時間内に受診する。
休日や夜間に受診すると追加の費用がかかります。また、日中とは診療体制も異なり、検査なども十分にできないことがあります。
緊急ではない方の受け入れにより、本当に緊急な治療が必要な方の受け入れができなくなることもありますので、やむを得ない場合を除き、時間外受診は控えましょう。
●かかりつけ医をもつ。
自分のかかりつけ医をもちましょう。できれば、診療所や病床数200床未満の中小病院でかかりつけ医をみつけておくとよいです。体調の変化で気になることを気軽に相談できますし、新たな病気にかかったときも、体質や病歴などに照らして診療してもらえます。万が一他の大きな病院での治療が必要な場合にも、かかりつけ医の紹介状持っていけば特別料金なしで受診することができます。
(2)夜間・休日の受診について
中学生までの子どもの場合は、北海道小児救急電話への相談もできますので、困ったときは利用しましょう。
●北海道小児救急電話相談(中学生までの子ども)
電話番号 | 相談時間 |
011-232-1599 |
毎日 夜7時~翌朝8時まで
|
♯8000 |
(3)病院を受診する際の特別料金について
一定規模以上の対象となる病院を受診する際、紹介状なしでの受診は治療費とは別に特別料金がかかります。令和4年10月からは特別料金がさらに増額し、対象となる病院が拡大されました。
本来、一定規模以上の病院は高度な医療を必要とする患者や重体患者の救急医療に対応する役割があります。しかし、大きな病院にかかることの安心感から軽症な病気やけがなどの患者が外来に集中し、患者の待ち時間や勤務医の外来負担などに課題が生じています。特別料金を加算することで受診を抑制し、高度な医療を必要とする患者や重症患者などに対応できるようにしています。
診療所や一般病床200床未満の病院では特別料金はかかりません。緊急な医療を必要としない軽度な病気やけがの場合は診療所や一般病床200床未満の病院へ受診するようにしましょう。
また、診療所や一般病床200床未満の病院でのかかりつけ医を見つけておきましょう。継続して受診することで、体質や病歴などを踏まえた治療を受けられ、必要に応じて適切な病院や専門医を紹介してくれます。紹介状があれば受診の際、特別料金はかかりません。以上のことを踏まえ、医療機関に上手にかかりましょう。
●特別料金がかかる対象病院
※上記以外の一般病床200床以上の病院を紹介状なしで受診した場合も、病院が独自に設定した特別料金がかかる場合があります。
※救急の場合や、地域に他にその診療科がないなど正当な理由がある場合は、特別料金はかかりません。
●特別料金の額
※病院によって料金が違いますので、詳しくは受診する際に病院へご相談ください。
本来、一定規模以上の病院は高度な医療を必要とする患者や重体患者の救急医療に対応する役割があります。しかし、大きな病院にかかることの安心感から軽症な病気やけがなどの患者が外来に集中し、患者の待ち時間や勤務医の外来負担などに課題が生じています。特別料金を加算することで受診を抑制し、高度な医療を必要とする患者や重症患者などに対応できるようにしています。
診療所や一般病床200床未満の病院では特別料金はかかりません。緊急な医療を必要としない軽度な病気やけがの場合は診療所や一般病床200床未満の病院へ受診するようにしましょう。
また、診療所や一般病床200床未満の病院でのかかりつけ医を見つけておきましょう。継続して受診することで、体質や病歴などを踏まえた治療を受けられ、必要に応じて適切な病院や専門医を紹介してくれます。紹介状があれば受診の際、特別料金はかかりません。以上のことを踏まえ、医療機関に上手にかかりましょう。
●特別料金がかかる対象病院
・特定機能病院 |
・一般病床200床以上の地域医療支援病院 |
・一般病床200床以上の紹介受診重点医療機関 |
※救急の場合や、地域に他にその診療科がないなど正当な理由がある場合は、特別料金はかかりません。
●特別料金の額
医科 | 歯科 | |
初診 | 7,000円以上 | 5,000円以上 |
再診 | 3,000円以上 | 1,900円以上 |
(4)医師の紹介状について
紹介状とは
紹介状とはかかりつけ医が患者情報を病院に伝えるものです。患者の病状や既往歴、検査結果などが記載されており、かかりつけ医と他の医療機関が連携を図る上で活用されます。
紹介状は、患者が医師に依頼するか、医師が大きな病院での治療を必要と判断した場合に作成してもらえます。作成に数百円~数千円の費用がかかりますが、紹介状なしでの大きな病院を受診するよりも、全体の費用は抑えられます。
紹介状は、患者が医師に依頼するか、医師が大きな病院での治療を必要と判断した場合に作成してもらえます。作成に数百円~数千円の費用がかかりますが、紹介状なしでの大きな病院を受診するよりも、全体の費用は抑えられます。
紹介状のメリット
①特別料金がかからない
②受診がスムーズになる
③患者の病状や既往歴、検査結果などを病院に伝えられる
④検査の重複やそのためにかかる余分な検査費用などが抑えられる
などのメリットがあります。
②受診がスムーズになる
③患者の病状や既往歴、検査結果などを病院に伝えられる
④検査の重複やそのためにかかる余分な検査費用などが抑えられる
などのメリットがあります。
お問い合せ・担当窓口
保健福祉課 保健福祉グループ 保健係
- 電話:01656-2-1685
- メール:b-hoken@town.bifuka.hokkaido.jp